~since 1983~
- part 1
- part 2
- part 3
- part 4
- part 5
- part 6
- part 7
- part 8
- part 9
- part 10
- part 11
- part 12
- part 13
- part 14
- part 15
- part 16
- part 17
- part 18
- part 19
- part 20
- part 21(1989.6.2)
- part 22(1989.7.7)
- part 23(1989.7.10)
- part 24(1989.11.5)
- part 25(1989.11.12)
- part 26(1989.12.22)
- part 27(1990.08.05)
- part 28(1991.02.21)
- part 29(1993.6.30)
- part 30(1994.10.30)
- 黎明塾語録(短歌編)
- 黎明塾語録(漢詩編)
part 1
⦁ 教科書にあるような問題が解けたからといって、勉強したなどと思ったら大間違いだ。
⦁ 分かった、分かったと思っているうちは進歩がない。分からない、分からないと思っている時こそ進歩しているものだ。
⦁ 数学は、その場で覚えよ。
英語は、家で覚えよ。
⦁ 勉強なんかしたくないと思うことが、あると思う。
でも、今勉強するかしないかで、君の人生が大きく変わるということは、事実なのです。
⦁ 太陽だって昇る時もあれば、沈む時もある。
⦁ 今やらないでいつやるの・・・?
⦁ 100点と99点の差は、天と地の差ほどあるのだ。
⦁ 一生懸命やっても人生。
適当にやっても人生。
やらなくても人生。
⦁ 「自分は、なんと出来ないのだろう。」と思った時こそ、最高に進歩するエネルギーを秘めているものだ。
⦁ 誰が何と言おうが、先に覚えた方が勝ちさ。
⦁ 人生が、長いのか短いのか、一回きりなのか何回もあるのか、私は、知らない。
ただ、私達に出き事は、現在を力一杯生きるだけだ。
⦁ 勉強なんかしてもしなくても、それは君の自由だ。でも、した人としない人とでは確実に何かが違ってくる。
⦁ 君の人生で、こんなに勉強に打ち込める時期はない。
⦁ これが、同じ中学生(小学生)とは思えない。
⦁ 人間、歳をとると敵が増えるものだ。でも、家族という最高の味方が、付いているではないか。
⦁ 1年間に、家で勉強出来る時間。1日3時間とすると、
3時間 × 365 = 1095時間
1095時間 ÷ 24 = 45時間
45日 ÷ 5科目 = 9日 (1科目に費やせる時間)
part 2
⦁ 最大の敵は、自分である。自分に勝てない者が、他人に勝てるはずがない。
⦁ 試験は、出題者と自分との一騎打ちである。そして、100点以外は敗北である。
⦁ 出題者は、100時間かけて問題を作成する。解答者は、1時間で解かねばならない。だから、解答者は、出題者以上の頭脳を持っていなければならない。
⦁ 試験中の1時間は、全ての受験生に平等である。しかし、それ以前の時間の使い方には、天と地ほどの差があるのです。
⦁ ただの記憶と理解の上での記憶、違うなあ。
⦁ 質で勝ち、量で勝つ。
⦁ 抜群の才能よりも、抜群の努力を。
⦁ 一答入魂。
⦁ やろう!!一緒にやろう!!
⦁ 生きているとは、動くこと。
⦁ 過去-現在そして未来。
⦁ 生きている以上、やろうではないか。
⦁ 今、生きている。これほど重大なことはない。そして、これが全てだ。
⦁ 21世紀の日本を、いや、世界を舞台に生きるのは君達だ。
⦁ 真と偽、善と悪、美と醜そして聖と俗。これらは、はっきりと区別する事。
⦁ 人は、生きている限り迷うものだ。迷いのない者は、死んでいるのと同じだ。
⦁ 悩み苦しんでいる時こそ進歩しているものだ。
⦁ 自己の内なる孤独から目を離してはならない。直視し続けることだ。
⦁ テストの結果は、自己の人間の証明である。
⦁ 一日生きるは一日死ぬなり。
⦁ 人間大好き。
⦁ 心より心に伝ふる花とは。
⦁ 離見の見。
⦁ 絶対矛盾的自己同一
⦁ 戦争より平和を、憎しみより愛を。そんな事は、皆よく分かっている。
しかし、現実は、平和のために戦争をし、愛するが故に憎む。
⦁ 10年後の日本、20年後の日本。どうなっているのだろうか。
part 3
⦁ まず、人間を作る。学力なんて、人間が出来れば、自然に後から付いてくる。
⦁ 小さいことが出来ない者に、大きいことが出来るはずがない。
⦁ 全ての結果は、自分に帰す。
⦁ やるべき時にやるしかない。
⦁ 丁寧に、丁寧に、しつこい位に丁寧に。
⦁ 勝つも負けるも、自分次第だ。
⦁ やらないで負ければ、悔しくない。
やって負ければ、悔しいものだ。
⦁ やるしかないよね。
やらなくてもいいよ。
⦁ 先の先、先の先の先、後の先。
⦁ 自然に自然に、さりげなくさりげなく。
⦁ 自分に自由に勝つ時は、全てに自由に勝つ。
⦁ 自分と仲良くしよう。
⦁ 去りゆく今日に、最敬礼。
⦁ 既に、私達は、現実に投げ出されてしまっている。
今さらガタガタ言うな。
⦁ 本当の優しさは、厳しさの中に。
本当の厳しさは、優しさの中に。
⦁ 正直に、正直に、正直ほど強いものはない。
⦁ 学問の世界が、限りなく芸術に近いと感ずる時がある。
⦁ 自分の為に勉強が出来れば、大したものだ。
親の為に勉強が出来れば、素晴らしい。
他人の為に勉強が出来れば、最高だ。
⦁ とかく力のない者が、ガタガタ言う。
⦁ 人生に、引き分けはない。勝たなければ、負けだ。
⦁ 無との戦いに、全てをかけよ。
ここに、人生の奥義がある。
⦁ 他人の痛みを自分の痛みとした時、人は強くなる。
part 4
⦁ 勉強なんかするな。学問をしろ。
⦁ 学問に、面倒くさいはない。
⦁ もし、君が自分の為にだけ勉強していたら、それは弱い勉強だ。
⦁ 人生は長い、しかし、青春は短い。その青春に、君は何を残すのか。
⦁ 目を醒ませと、呼ぶ声が聞こえ。 (バッハのカンタータ)
⦁ 目に見える敵は、もう既に敵ではない。
目にみえない敵にこそ、注意せよ。
⦁ 君達にだって、コーヒーの苦さの中に、人生の苦さを感じる時が、きっと来る。
⦁ 能力に差はない。あるのは努力の差だけだ。
⦁ 点数の差は、真面目さの差。
⦁ ただ生きるのではなく、よく生きよ。
⦁ 一秒は、ちっぽけかもしれない。でも、今までの君の全人生は、その一秒一秒から成り立っているのです。
⦁ 今生きているということは、人類の、いや宇宙の歴史の最先端に、位置しているという事なのです。
⦁ やってムダになることはない。
⦁ バッハの厳しさとモーツアルトの優しさは、誰にも分かる。では、君はバッハの優しさとモーツアルトの厳しさが、分かるかな。
⦁ 実力さえあれば、こちらで高校や大学を選ぶことが出来る。
⦁ 派手な中よりも、地味な中にこそ、心理が隠されているものです。
⦁ 英・数・国・理・社、500点満点取ってみろ。
⦁ 自分を見る目、親を見る目、教師を見る目、社会を見る目、友人を見る目。
君は、いくつの目を持っているのかな。
⦁ 社会主義は、人をダメにし、民主主義は、国をダメにする。
⦁ 現代人の立場で、価値判断してはいけない。
⦁ 小・中学生の一日は、大人の十日に相当する。
part 5
⦁ 490点から先の10点をどう取るか、それが問題だ。
⦁ 今は、何回失敗しても構わない。しかし、入試は一回きりだ。その一回きりの入試で勝つには、どうしたら良いのだろうか。
⦁ 何も天才になってくれとは言いません。
ただ、努力する人になってくれさえすれば、良いのです。
⦁ 私達は、資本主義社会の一員です。ですから、人より余計にやるのは当然でしょう。
⦁ 資本主義社会は、弱肉強食を是認するところからスタートしたのです。
⦁ 何でこんな事が出来ないの。
⦁ 出来なくて当然だ。出来ないから今勉強しているのだ。
⦁ まず、ライバルを抜け。
次に、学校の先生を抜け。
そして、最後にこの私を抜けるかな。
⦁ 地球が、宇宙の法則に従うように、人間も、同じ宇宙の法則に従う。
⦁ 君達一人一人の成績は、私の成績なのです。
⦁ ガンバレ、ガンバレ、○○さん。ガンバレ、ガンバレ○○さん。
では、100点取って下さい。
⦁ これだけは誰にも負けないという一分野を、まず作りなさい。
⦁ 水は、低い所に集まる。良い事も低い所に集まる。
⦁ 今の大人社会の混乱を、決して自分の中に入れてはいけない。
⦁ 過去で勝負するな、現在で勝負せよ。そして、未来では常勝するか、勝負せずに勝ちなさい。
⦁ テストの結果が、君の人間性と一致するとは限らない。
⦁ テストを、他人との競争と考えてはいけない。あくまでも、自分との戦いとすべきだ。
⦁ 人生に、太陽は、もちろん必要です。でも、月だって、同じくらい必要なのです。
⦁ 花が咲き、花が散る。
⦁ 何でもない事の中に、とても大切な事が隠されている。
⦁ 強さのない優しさなんて。
優しさのない強さなんて。
part 6
⦁ 君は、不合格の辛さを知っていますか。
⦁ まず、覚えなさい。全ては、そこから始まるのです。
⦁ 若き老人となってはいませんか。
⦁ 君は、自分の中の他人と上手く付き合っていますか。
⦁ 意識よりも無意識の世界の方が、ずっと大きく強いものなのです。
⦁ 無意識を意識せよ。
⦁ 空気のようになりなさい。
⦁ 白のイメージも黒のイメージも、共に大切です。
⦁ 何でも出来るのが、自由なのではなく、
何も出来ないのが、不自由なのでもない。
⦁ 能力は、与えられるものではなく、自分で創りだすものなのです。
⦁ 哲学しなさい。
⦁ 愛するも、憎むも、自分次第なのです。
⦁ 地球、いや全宇宙までもが、君達一人一人の為に、存在しているのです。
⦁ 社会主義や資本主義よりも、もっとよい社会構造は、ないのだろうか。
⦁ 英語が週3時間だとか、学校の先生の教え方が悪いとか、授業中うるさいとか、もうそのようなことは、どうでも良いではないですか。
ただ、自分がやりさえすればよいではないですか。
⦁ まず400点、次に450点、その次に480点。この三段階で進歩しなさい。
⦁ まず、自分の夢を大きく大きく心に描きなさい。
⦁ 稲にとって、梅雨の多雨と真夏の日照りとが、必要なのです。
では、人の成長にとっては、一体何が必要なのでしょうか。
⦁ 君が、希望する学校へ合格することが、社会にとって本当に必要なら、必ず合格します。
⦁ 不平や不満をどんどん持ちなさい。これらこそ、進歩の源なのですから。
⦁ かつて、キルケゴールは、「あれかこれか」と悩んだ。
現代人は、「あれもこれも」と悩んでいる。
⦁ J.S.ミルは、「私は、満足な豚よりも、不満足なソクラテスになりたい。」と言った。一方現代の日本人は、不満足なソクラテスであることよりも、満足な豚であることに、満足している。
part 7
⦁ 情熱・・・一度でも何度でも、持つのなら簡単で、誰にでも出来るのだが、持続して持つことがとても困難なもの。
⦁ かつてニーチェは、「神は、死んだ。」と言った。一方、現代人は、闘うべき神を失ってしまった。
⦁ 幕末の日本を動かしたのは、職業政治家ではなく単なる浪人たちだった。
⦁ 体制などの外部に革命を求めずに、まず自己の内なる革命を起こしなさい。
⦁ 学校を創りたい!!! 我が理想なる学校を!!!
⦁ 出来ない事など何もない。
⦁ 真の教育は、画一からではなく、例外を認めるところからスタートするのです。
⦁ 学校の先生が、塾を批判する原点がどこにあるのか、未だによく分からない。
⦁ 壁に、白いペンキを塗る者あり。
その壁に、ドロを塗る者あり。
⦁ クダラナイTVハ、ミルナ!
⦁ この人達のTVを見ると、○○になるから見るな。
タ○○、タ○○、サ○○
⦁ 今日の日本社会の繁栄は、戦前の教育を受けた人たち、つまり、せいぜい昭和一ケタの世代までの人たち,敗戦の屈辱をバネとして必死になって築き上げたものです。それを戦後の教育を受けた一部の心ない人たちが、口汚いギャグを言いながら、多くのものを、人の心までも破壊しています。
⦁ 前進的なる自己批判
⦁ 力を入れろ。
⦁ 力を抜け。
⦁ 宇宙の始まりと終わりのことを考えると、不思議な気持ちになる。
⦁ 勉強なんかいくら出来たって、人間性が、育っていなければ少しも意味がない。
⦁ 科学がいくら進歩しても、人類は、ちっとも幸福になりそうもない。いや、むしろ進歩すればするほど、不幸を作りだす。
⦁ 日本橋の上に高速道路を架けるのが、文明ではない。
⦁ 回っている独楽は、止まると倒れてしまう。このまま回すべきか、それとも、倒れた中に何かを見出すべきか。
⦁ 遅くたって構いません。休みさえしなければ。
part 8
⦁ 何かを得ると、何かを失う。
⦁ 必死にやれば、何かが分かる。
⦁ 分かるは、分からない。分からないは、分かる。
⦁ 全てが私、私が全て。
⦁ 出来ないではない。やらないだけだ。
⦁ 悔しかったら、やってみろ。
⦁ 一日だけで良いから、必死になってやってごらん。
⦁ 1+1が2でなくなる時がやってくる。
⦁ 全てを否定した後は、全てを肯定したくなる。
⦁ 中途半端は、嫌いだ。
やるならやれ。やらぬならやるな。
⦁ たとえ家族でも、他人である。
⦁ 人類と他人を救おうなんて考えているよりも、まず自分を救いなさい。
⦁ まず悲観主義者(ペシミスト)になりなさい。それから、次に楽観主義者(オプティミスト)になりなさい。
⦁ 現在の積み重ねが、未来になり過去になる。
⦁ 過去の自分は、自分ではない。
未来の自分も、自分ではない。
⦁ 過去は、決して変えられない。
しかし、未来はどうにでもなる。
⦁ 嫌なら止めてしまえ。
⦁ 分からない自分を分かってば、それで良い。
⦁ 本物の人間になりなさい。本物の。
⦁ 喜ぶべき時に喜び、怒るべき時に怒り、哀しむべき時に哀しみ、楽しむべき時に楽しみなさい。
⦁ 食べて動いて寝るだけでは、動物園の動物と同じですよ。
⦁ 偽物ばかりの世の中に、誰がした。
⦁ ガロアの群論、最高の芸術だ。
⦁ 過去は無だ、過去の事など忘れてしまえ。
⦁ 天下安きといえども、戦いを忘れる者必ず危うし。
part 9
⦁ 勉強が、全てではない。もちろん、遊びが、全てでもない。
では、一体何が全てなのだろうか。
・・・生きること・・・そして・・・生き続けること・・・。
⦁ 過去の自分が、自分ではなく、現在の自分も、自分でもない。もちろん、未来の自分も、自分でもない。とすると・・・一体自分は、誰なのだろうか。
⦁ 自分を好きになれない人や、親を好きになれない人が、どうして他人を好きになれますか。
⦁ もし、自分を好きになれなかったら、まず他人を好きになる事です。
そうすれば、自分を好きになるきっかけを得るでしょう。
⦁ 今こそ、全てだ。何をやるのでも、今しかないでしょう。
⦁ この塾は、大きな家族なのですよ。
⦁ 自分の年齢の半分にも満たない塾生から、とても素晴らしい事、こんなにも大きな事を教えてもらった。
⦁ 自分よりも他人の存在が、限りなく大切に思えるようになった時、人は強くなる。
⦁ 或る一人の人間の存在が変える。私の人生を変える。
⦁ 教育は、芸術だ。という事にやっと気付いた。
⦁ 教育は、教える者と教えられる者の人格・全存在の爆発をもって始まる。
そして、その時から両者の血みどろの闘いが、繰り返されるのである。その後は、あるきっかけを得て、その関係が鈍化され、より高次元のものとなる。
⦁ やっと、今の中学二年生の心が分かった。長かった。苦しかった。今度はそれを捕まえるぞ。
⦁ 勉強なんて、いくら出来てもちっとも偉くはないよ。
⦁ 夢のない人間なんて、犬や猫と同じでしょ。
⦁ 今は、黙って言われた事をただひたすらやって下さい。文句は、合格してからいくらでも聞きましょう。
⦁ 今の子供は、ちっとも子供らしくない。
今の大人も、ちっとも大人らしくない。
⦁ 馬よりも牛に、兎よりも亀になりなさい。
⦁ 人間の業(ごう)というものが、今やっとわかり始めた。
part 10
⦁ たとえ何が起ころうが、それが人生、全て人生。
⦁ よくアイデンティティの喪失なんて言われるが、果たして現代人は、失うだけのアイデンティティを元々持っているのだろうか。
⦁ 今の教育は、未完成の美というものを認めようとしない。
⦁ 勝とうが負けようが、そう大して人生変わるものではない、という考え方もあるんだよね。
⦁ 全ては、なるようにしかならない。
⦁ 今はじっと我慢しなさい(臥薪嘗胆しなさい)。
⦁ 全て思い通りやってごらん。
⦁ 個性をなくし均一化するのが教育ではない。真の教育は、個性を認める所から始まる。
⦁ 現在で未来を判断してはいけない。
⦁ 偏差値10上がって喜ぶな。偏差値10下がって悲しむな。
⦁ 自分の真っ白いキャンパスを、奇麗な色で埋めなさい。
⦁ 自己実現の道は、遠く険しい。
⦁ このまま一介の塾の教師なんかで、終わるものか。
⦁ 10年後の私を見て下さい。必ずやります。
⦁ 人が成長するには、悲惨さをどんどん味わわねばならない。
⦁ 君の今までの人生は一体何だったのだろうか。
⦁ 今年の中学三年生は、ちっとも受験生の顔をしていない。
⦁ しょせん人生なんて、こんなものなんでしょう。
⦁ こんなのは人生じゃないよ。まだまだやれる事、やらねばならない事が、たくさんある。未知の世界が、君達を待っている。
⦁ 真・善・美・聖これが全てだ。そのどれが欠けても哀しい。
⦁ 甘ったれた感傷なんて捨ててしまえ。そうすれば自分を捨てられる。
⦁ 捨身 どうか「しゃしん」と発音して下さい。
⦁ 君の実存の支えは、一体何だ。
⦁ 現実と夢との間には、何があるのだろうか。
⦁ いや、違う。現実を夢とし、夢を現実としなさい。
⦁ 永遠の少年、永遠の少女でいなさい(心理学的に、とても深い意味がある)。
part 11
⦁ 青春していますか。
⦁ ただ強いだけなんて。
⦁ 弱さを秘めた強さこそ本当の強さだ。
⦁ 夢を持つのなら、うんと大きなやつがいい。
⦁ 全ては夢よ、儚き夢よ。
⦁ 夢が、儚いのではない。人が、夢を儚なくしてしまうのだ。
⦁ 今のTVは、戦時中より酷いことを、日本国民に押し付けている。
⦁ 日の出を見ていると、見える。太陽が、動いているのが。
⦁ 太陽が昇る。少しずつ昇る。それにつれて生まれる。私の中に勇気が。
⦁ 太陽よ、全ての源なる太陽よ、私に力を充たしめよ。
⦁ 日の出が始まりとは限らない。終わりという事もあるんだ。
⦁ 充血した目で、一睡もしていない目で、見る日の出の味は、格別だった。
⦁ 惜しみなく愛は奪うものなのか、それとも惜しみなく愛は与えるものなのか。
⦁ 愛する以上は憎みなさい。憎む以上は愛しなさい。
⦁ 愛も憎しみもない世界なんて。
⦁ 生があるから死がある、
死があるから生がある。
⦁ ニーチェのニヒリズムよりも、現代人のニヒリズムの方が、私には、ずっと恐ろしい。
⦁ 捨てて、捨てて、捨てまくり、そして最後に残るもの、そんなものをあなたは持っていますか。
⦁ 一期一会、何回会っても一期一会。
⦁ 生は、死を拒絶し、死は、生を拒絶する。
⦁ 何が起ころうとも、決して動じるな。
⦁ 美しいから滅び易いのか、それとも滅び易いから美しいのか。
⦁ 悟りなさい。悟れないなら悟りなさい。
⦁ 私は、生まれ変わった。
⦁ 日々強くなるか、日々弱くなるか、そのどちらかだ。
⦁ 強くなりなさい。限りなく強く。
⦁ 私が、君達に教えている事より、君達から私が学ぶ事の方が、ずっと多いのです。
part 12
⦁ 人類は滅ぶ。必ず滅ぶ。科学技術に、よって必ず滅ぶ。
⦁ 今は、ただ滅びの時を、いかに先に延ばすかという事しかできない。
⦁ 塾生の一人の少女が、石油がなくなった先の事を本気で考えていた。とても嬉しくなってきた。
⦁ バラ色の21世紀の事なんかを考えるよりも、この20世紀を灰色のままで終わらせてしまわないためにはどうしたら良いかを考えなさい。
⦁ 政治家が、悪いのではない。悪い政治家を選ぶ国民が、悪いのだ。
⦁ 月は、夜だけ出てくれれば良いのに。昼間の月を見るのは辛い。
⦁ 滅びに美学なんてあるものか。
⦁ 滅びゆくものこそ、美しい。
⦁ 花が咲き、花が枯れ、花が散る。この中に、人生の何かがありそうだ。
⦁ 夢盗人になりなさい。
⦁ アニマとアニムスって何だか分かりますか。
⦁ 品のない人間になんかなりなさんなよ。
⦁ 長崎と京都、私の心のふるさと。
⦁ 「生れ出づる悩み」にあるような北海道の冬を生きてみたい。きっと人生観が変わる事と思う。
⦁ 必死三昧、素晴らしい言葉ですね。
⦁ 君達が今やっている事は、勉強なんかではない。実は、修行なんです。
⦁ 外的エネルギーと内的エネルギーとが一致した時、人は強くなる。
⦁ エゴイストになるのなら、徹底的にエゴイストになりなさい。
⦁ 今、レクイエムが新しい。
⦁ いくら学問しても何も分からない。
⦁ 涙は、全て美しい。
⦁ 孤独と孤独とがいくら集まっても、孤独でしかない。
⦁ 運命に支配されるな。運命を支配せよ。
⦁ 行き詰まりを感ずる時がある。
自分の無力を嘆く時がある。
全てが嫌になってしまう時がある。
そんな時は、黙ってただ星空を眺めている。
part 13
⦁ 和気藹々からは何も生まれない。
⦁ 塾は、戦場だ。
⦁ 塾は、オアシスだ。
⦁ 上を向いて生きて行こうが、下を向いて生きて行こうが、それは勝手ですけどね。
⦁ 今認められようなんて事は考えなく良い。5年後、10年後で良いではないですか。
⦁ 他人を他人と思うな。自分を自分と思うな。
⦁ もの思ふ人となりなさい。
⦁ 人の為は、自分の為、自分の為は、人の為。
⦁ 微分的変化、積分的状態を的確に捉えよ。
⦁ 他人を愛するという事は、自己愛の延長でしかないのだろうか。
⦁ 夢が達成されたら次の夢を持ちなさい。
⦁ 平家を滅ぼした源氏だって滅ぼされたよね。
⦁ 君は、昇る朝日が好きですか。それとも、沈む夕日が好きですか。
⦁ 君達の10年後20年後が、私のライバルだ。
その時堂々と勝負しよう。
⦁ 私の思考方法を盗みなさい。
⦁ このままでは、日本はダメになってしまう。
⦁ 自分の事ばかり考えているから思い通り行かないのだ。周囲にリズムを合わせれば、全てが上手くいく。
⦁ 私を踏み台にして、飛び出しなさい。高く高く、より高く。
⦁ 素直に感情をぶつけなさい。この私に。
⦁ 西洋人にとって永遠の女性がマリアだとすると、日本人にとっての永遠の女性とは。
⦁ 他人と対決する前に、十分自分と対決しておきなさい。
⦁ 君達と付き合っていると純粋でいられる。
⦁ 生は、暗く、死もまた暗し。
⦁ 絶対の正義なんてあるのだろうか。
⦁ マタイを全曲通して聴くだけの元気が、今やっと出てきた。
part 14
⦁ 出来ない事に耐えなさい。
⦁ ろくに努力もしないで、出来ない出来ないと言っていませんか。
⦁ もう言い訳は、聞きたくない。
⦁ 何時間、何日、たとえ何年かかったとしても、出来るようになりさえすれば、良いではないですか。
⦁ 結局、出来ないのは、ダメなのです。
⦁ 腕時計を右手にはめるだけで、気分が変わる。
⦁ 繊細な者には大胆が、大胆な者には繊細が、必要なのです。
⦁ チェロという楽器の中に見つけた。人生を見つけた。
⦁ ドボルザークのチェロ協奏曲、今の私のこころ。
⦁ 三国志の世界は終わってはいない。玄徳も孔明も、そして、張飛や関羽も、全て君達の心の中に生きているのです。
⦁ 最近の映画の中で、本物の映画なんてあるのだろうか。
⦁ 努力せざる者、この塾に入るべからず。
⦁ プロの音楽とアマチュアの音楽とでは、やはり違うのだろうか。
⦁ 楽しくなくては人生ではない。
⦁ 苦しみが苦しみではなくなる時が来る。きっと来る。
⦁ 体ばかり育っても、心が育ってないと、後で大変な事になる。
⦁ 後10年もすれば、君達が社会を動かしているのですよ。
⦁ 義務教育の義務なんて取ってしまえ。教育が、義務なんかであってなるものか。
⦁ 教育は共育。
⦁ 本物を知らないで、本物にはなれませんよね。
⦁ 相対的に物を考えてはいけない。絶対的に考えなさい。
⦁ 満月の夜狼男がでる。寒冷前線が通過する時、寒冷前線男がでる。
⦁ 義を見てせざるは、勇なきなり。
⦁ 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌
⦁ 最近、私は一人の友人を得た。その人との対話から多くの事を得る。話していると、力が湧いてくる。また、その人、堂々と私を批判してくれる。冷静に自分を見つめられるようになった。私は、その人と同時代に生まれた事を感謝する。その人と出会えた事を感謝する。
part 15
⦁ なぜ生きているのですか。
⦁ 心は、死と再生を繰り返す。
⦁ 分裂と合体
⦁ 真の意味の一流とは何かを、一度は、よく考えてみる必要があります。
⦁ 時の流れほど残酷なものはない、全てを容赦なくなぎ倒してゆく。
⦁ 後ろ姿が、全てを語る。
⦁ 学校の本来の目的が何だか、知っていますか。
⦁ 教育は、理想ではなくて、現実なのです。
⦁ シュタイナー学校みたいな学校、とても魅力的ですね。
⦁ 政治家が国民を動かしていては、国が潰れてしまう。これからは、国民が政治家を動かさなくては。
⦁ 大和心には、花橘がよく似合うのだ。山桜なんて似合いはしない。
⦁ 塾が学校の尻拭いをしているようでは、だめなのですがね。
⦁ 将来学校を創ります。どうかその時は、協力して下さい。
⦁ 今の子供達は、自分を強く主張し過ぎる。それが正しいとか正しくないといった事は全く考えずに、ただなんとなく主張する。そのなんとなくは、ほとんどTVに登場する悪の根源のような人達の思考過程と行動とを知らず知らずのうちに身に付けて。
⦁ この塾の出身者が将来学校を超えるような塾を、いや学校をどんどん創ってほしいな。
⦁ 今の日本には広田弘毅のような人物が必要なのですがね。
⦁ こんな時代に誰がした。
⦁ 科学は進歩しても、人間は進歩しないのですね。
⦁ 静寂なき時代には、何も生まれない。
⦁ 正義は一つ、現実も一つ。
⦁ 理由なき反抗なんてありはしない。反抗には全て理由があるのです。
⦁ 入試があるから勉強する。それで良いではないですか。
⦁ 動機付けのない人生なんて。
⦁ 正義にも小さな正義と大きな正義とがあるのですか。
⦁ 教育は戦争ですよ。人格と人格との。そこまで行かねば、本当ではないのです。
part 16
⦁ 私の情熱が足りないのか、それとも、そちらの感性が鈍いのか。
⦁ 時間なんて気にしていたら、大きな仕事は出来ません。
⦁ 子供が試されるということは、親が試されるということなのです。
⦁ 下らないTVを見ると人間がダメになるのです。人間がダメになると、国がダメになるのです。
⦁ 努力する姿は、美しい。
⦁ 現代は、知らなかったからと言って、許される時代ではないのです。
⦁ 塾の先生になりきってしまった。この辺で全てを捨てて、初心に戻ろう。
⦁ 10代は数学を、20代は物理学を、そして30代は哲学をやりなさい。
⦁ 溶ける、熔ける、思想が と・け・る。
⦁ 子供にしつけが必要なように、社会にもしつけが必要なのです。
⦁ 限界状況、どこまで行っても限界状況。正に、出口なし。
⦁ 本物が分からない時代なのですね。
⦁ 何の為の親、何の為の子供。
⦁ 政治家のミスは、結局、国民がつぐなうことになるのです。
⦁ 明治時代の自由民権家達は、自由を得る為に命を失った。現代の人は、自由の中で命を失う。
⦁ 親に対する礼、教師に対する礼、友人に対する礼、年上の者に対する礼、年下の者に対する礼、自然に対する礼、万物に対する礼、そして、自分自身に対する礼。今は、その全てを失っている。礼なき時代よ滅びされ。
⦁ つわものたちよ、おまえたちは一体どこへ行ってしまったのか。
⦁ 単なる知識を付けるよりも、豊かな感性を付ける方がずっとためになる。
⦁ 単なる知識が付けられない者が、豊かな感性など付けられるはずがない。
⦁ 自分に出来る事など何もない。ということに気付かなければ何も出来ない。
⦁ どんなに遅くとも良いのです。やりさえすれば。
part 17
⦁ 出会いには、常に偶然が伴う。しかし、出会った以上は、必然だ。
⦁ 韓国・中国・台湾の青年達は、今燃えている。日本の青年達は、今ボケている。
⦁ 学力の付け方は、分かった。これからは、感性をどのようにして付けるかだ。
⦁ 他人と違う事をしているという意識が、人を強くする。
⦁ 時には、流されるという事も必要でしょう。
⦁ この世におけるただ一つの真実、それは、今生きているという事。
⦁ 今の大人社会のバカさ加減は、日本始まって以来だ。
⦁ 時代時代によって変化する価値観と、変化しない価値観とがある。
⦁ ウサギとカメの競争、昔はカメが勝った。今はどちらが勝つのでしょうか。
⦁ 自分の過去を否定する事が出来なくなった時、人の成長は止まるのです。
⦁ 現代資本主義において、弱いという事は罪なのかもしれない。
⦁ 今の社会のテンポは速過ぎる。
⦁ 大地から雑草がなくなった時、地球は滅ぶのです。
⦁ 今の君達の流す涙が、何年か先の世界平和、日本の平和、いや君達自身の平安につながるのだったら、その涙は真珠なのです。
⦁ 勉強なんていつでも捨てられる。そんな気持ちを持ちつつ、とことん勉強しなさい。
⦁ 勉強ほど易しいものはないのです。その易しい分野で、人を評価するから、社会が、学校が、そして家庭が、おかしくなってしまうのです。
⦁ 今年の中学三年生には、幼い人が多いですね。
今年の中学二年生には、happyな人が多いですね。
今年の中学一年生には、未完の大器がゴロゴロしている。
⦁ 人間が人間であるためには、常に不可能に挑戦する必要がある。
⦁ あなたは生きているうちに、何人の人に出会うのだろうか。
⦁ 心臓のこのドキッ、ドキッという音がいつか止まるのです。
⦁ 管理教育が、戦争を生んだのではない。戦争が、管理教育を生んだのだ。
⦁ 芸術至上主義、素晴らしいですね。
⦁ やるべき事は、決まっているのです。それが出来るか出来ないかだけです。
⦁ 君の今までの人生は、一体何だったのだろうか。
part 18
⦁ 君達一人一人が、私の実存の支えなのです。
⦁ カザルスの夢を、誰が引き継ぐというのだ。
⦁ 全ては、無から生じ、無へと向かう。
⦁ 本当は、敵も味方もないのです。
人生、いつもノーサイド。
⦁ 今日の日本に生きているという事は、とても幸せな事なのです。
あなたは、それに気付いていますか。
あなたは、それを利用していますか。
⦁ シエラザード、実にいい。
⦁ 塾生の一人一人が、自分の弟や妹のようである。
⦁ バッハの無伴奏チェロ組曲とドボルザークのチェロ協奏曲、この二曲を弾きこなすまでは、死ねない。
⦁ 今まで出会った一人一人が、私の人生を作ったのだ。
ありがとう。
⦁ 私を慕ってくる子供達の為に、私の人生はあるのです。
⦁ 今のこの時代、この生活が、この豊かさが、いつまで続くか分からない。
⦁ 美しいものと醜いものとの区別がつかない、とても情けない時代です。
⦁ 信念を持ちなさい。自分の信念を。
⦁ 子供に、親の気持は分からない。親に、子供の気持は分からない。
生徒に、先生の気持は分からない。先生に、生徒の気持は分からない。
⦁ 自己矛盾の繰り返しが、人を鍛えゆく。
⦁ 文武両道、かつての日本には、こんなに素晴らしい言葉が、そして、それを成し遂げてしまう人達が、たくさんいたのです。
⦁ ムキになれない時代です。
⦁ ストラディヴァリィの音色は、余りに甘く余りにかぐわしい。
⦁ 死に至る病が、絶望だとしたら、生に至る妙薬は、一体何なのだろうか。
⦁ 今日の日本は、ある意味では、とても幸福であり、またある意味では、不幸である。
⦁ 君達は、横光利一の弟子の弟子の弟子の弟子なのです。
part 19
⦁ 人生、生きるに甲斐あり。これが教えられれば、教師として最高だ。
⦁ あなたは、自分の美学を持っていますか。
⦁ 「それでも、地球は回っている。」今の時代の私達に、ずっしりとのしかかってくる言葉の一つです。
⦁ もうアメリカの後を追っていてはいけないのに。
⦁ 自然を前にして、専門家も素人もないのだが。
⦁ 同時代を生きる喜びか、それとも、同時代を生きる苦しみか。
⦁ 2人のシモーヌ、ヴェイユですか。ボーボワールですか。
⦁ 多数決の原理と民主主義とは、本来全く別なのです。
⦁ 深く考えると、呼吸するだけでも罪になる。
⦁ 細かいこと一つ一つを丁寧に丁寧に、何回も何回も、そして、何回も何回もやるのです。
⦁ もう大人に期待なんかしてはいけない。君達がしっかりしないと、日本はダメになる。
⦁ 自由の名の下で、悪が許されるのだとしたら、それは、文化でも文明でもない。単なる野蛮だ。
⦁ 昔の子供は、純真だった。
今の子供は・・・。
昔の大人は、偉かった。
今の大人は・・・。
⦁ 行徳は、日本のニューヨークなのです。
⦁ やはり、人類の最大の敵は、人類だった。
⦁ TVや映画でも法を犯す場面は、一切止めてしまえば良いのに。
⦁ 障子がガラスに、ふすまがドアになった時、日本人の心が失われた。
⦁ 全ては、抽象から始まり抽象へと向かう。
⦁ 本当の自由とは、どういうことですか。
⦁ 米が、自由化されたら、日本は国土をも失うことになってしまう。
⦁ 日本が、世界が、人類がどこへ行くのか誰も知らない。
⦁ 19世紀の世紀末より、20世紀の世紀末の方が、より破廉恥だ。
⦁ 今が死への断末魔ではなく、産みの苦しみであってほしい。
part 20
⦁ 戦後日本の失った最大のものは、恥と粋だ。
⦁ 先生って職人だねと言われた時、とても嬉しかった。
⦁ 君達の場合は、失敗の連続でも、最後に成功しさえすれば、それで良いのです。
⦁ 人類は、本当に進歩しているのだろうか。
⦁ 理想、こんな言葉があったのですね。
⦁ 理想が美しくて、現実が醜いのではない。手に入らないものが美しくて、手に入ったものが醜く見えるからでしょう。
⦁ 最後は自分一人、決して誰にも頼れないよ。
⦁ 人類の壮大な歴史の中に、自己の存在を必然と考えられますか。
⦁ なんとなく生きていませんか。
⦁ エントロピーの増大に逆らうのが生命であり、文明なのです。
⦁ 大人が信じられますか。
⦁ 夢を持っていますか。
⦁ 一人で生きていけますか。
⦁ 中学二年生、人生最大の危機。
⦁ 出来ない事、分からない事をコツコツとやっていると、突然出来るようになる、分かるようになる。それはある日突然やってくる。
⦁ 能力や才能は、与えられるのではなく、自分で作り上げるものなのです。
⦁ 時間って本当にあるのだろうか。
⦁ 意識を意識する意識を持っていますか。
⦁ この親にしてこの子あり。この子にしてこの親あり。
⦁ 真剣に生きていますか。
⦁ やり直しの出来るものと出来ないものとが、あるんだよね。
⦁ 私達は、一体何に向かって走っているのだろうか。
⦁ 学問の世界では、矛盾を排除し、人間の世界では、矛盾を認めよう。
⦁ 一歩一歩が、一番速い。
⦁ ダメな自分に諦めないで頑張ろう。
⦁ 民主主義+社会主義÷2=?
⦁ 偶然と必然とどちらが強いのか。
part 21(1989.6.2)
⦁ 自己存在の証明、君はいつ、どこで、どうやってしますか。
⦁ 心に衣装を着せてごまかしてはいませんか。
⦁ 毎日パフォーマンスしていますか。
⦁ 最近の語録は、暗いと中3の女の子に言われてしまった。
⦁ 伸びるといっても、上へ伸びるばかりではありません。横や下、斜めにだって伸びることが出来るのです。
⦁ あれだけやっているのに英・数で100点がとれないのが不思議です。おそらく、技術ではなく、精神の問題なのでしょう。
⦁ この辺の小・中学校はアスベストを本当に使っていないでしょうね。
⦁ 今は、今しかないんだよね。
⦁ 勉強なんて、したい人だけがすればいいのです。
⦁ 明治維新は、革命では決してないのです。
⦁ 孤独を孤独のままにしていてはいけない。
⦁ 今、子供の心に何が起こっているのか、知っていますか。
⦁ 全ては、収束と発散とから成り立っているのです。
⦁ 自由自由と自由ばかり求め、謳歌していること自体、自由ではなくなっている。
⦁ 察する事の出来る人間になりなさい。
⦁ 日本なんて、そんなに強くも豊かでもないのです。
⦁ 月月火水木金金、こんな時代があったのですね。
⦁ 自然を自然のままにしておけるのが、本当の文明だと思います。
⦁ 最近の子供たちは、自然に飢えている。
⦁ 生を共有している時間を大切にしましょう。
⦁ 今日から、1日1冊読んだとして、1年で365冊、10年で3652冊。
たったこれだけしか読めないのです。
⦁ 極小での現象と、極大での現象はきっと同じ理論で動いている。
⦁ 全く同じことなんて本当はないのです。
⦁ 毎日本当の自分と出会っていますか。
⦁ カルテット(弦楽四重奏)が、オーケストラよりもこんなに表現力があるとは、思ってもみなかった。
⦁ 人に何かを教えるという事は、感性を知ってもらう事なのです。
part 22(1989.7.7)
⦁ 中学3年間が、人生の土台を作る。
⦁ 語録には、矛盾がいっぱいあるんだねって、中1の女の子に言われてしまった。人間自体が矛盾的存在なのだから、その分析が矛盾してくるのは、むしろ当然なのです。
⦁ 機械が、人に近づいたのか、それとも、人が機械に近づいたのか。
⦁ 絶対なんて事は絶対にない。???
⦁ どうせ悩むのなら、消極的にではなく、積極的に悩みなさい。
⦁ 歴史は、人類が創造する部分と、与えられる部分とがある。
⦁ 戦争が平和を生み、平和が戦争を生む。そんな歴史の必然から、人類は、いつ抜け出せるのだろうか。
⦁ 切るエネルギーと、つなぐエネルギーとどちらが強いのか。
⦁ 子供は絶対的理解をし、大人は相対的理解をする。
⦁ デカルトは、「我思う、故に我在り。」と言った。私は、「我在り、故に我思う。」と言いたい。
⦁ 人類の歴史に始まりがあったのだから、終わりがある。
今は始まりに近いのか、それとも終わりに近いのか。
⦁ 暗黒の中世があったからこそ、花開く近代が誕生したのです。
⦁ 現代の科学は相対的過ぎ、哲学は絶対的過ぎる。そして宗教は不可解過ぎる。
⦁ もしかしたら、日本人にとって不自由という自由の方が、ずっと自由なのかもしれない。
⦁ 人間的とは、どんな意味だったのですか。
⦁ 学力なんて、ほんの一部の能力に過ぎません。でも、それによって人生が大きく変わってしまう恐ろしいものです。
⦁ 今の時代が、不毛なのではありません。人間が不毛なだけです。
⦁ 本当の意味での人間教育の完成は、その人の子育てが、終了した時なのです。
⦁ 国鉄、電々公社、次の民営化は○○かな。
⦁ 最近、自己の内面をさらけ出して語り合った事がありますか。
part 23(1989.7.10)
⦁ 君は、歴史を守る義務がある、歴史を創る義務がある。
⦁ 赤と言っても見る人によって違います。
⦁ 人間歳をとると、成長する部分と全く成長しない部分とがあるのです。
⦁ もし勉強だけが出来るようになりたいのだったら、この塾に来ないで下さい。
⦁ 結局、同時代を生きる人が、敵にも味方にもなるのです。
⦁ 命が命を産むことさえ、とても不思議ではありませんか。
⦁ 自由が、エントロピーの増大と同義だとしたら、自由であることは、拡散を意味し、滅びをも生ずる。
⦁ 時間を流れさせる(引っ張る)エネルギーは、どこから来ているのですか。
⦁ 人生は短い。実に短い。
⦁ 過去を変えることは出来ない。しかし、未来を創造することは出来る。
⦁ 科学が命を守った数と、殺した数とどちらが多いのでしょうか。
⦁ 価値観の相違が、破壊を生じるのでしたら、何らかの規制が必要でしょう。
⦁ 自由の典型が今のアメリカだとしたら、自由なんていりません。
⦁ 自由主義者が、自由を滅ぼす。
⦁ 米の輸入の自由化をしたら、私は日本人なんてやめてやる。
⦁ 世界中の国が一つの国になったら、素晴らしいと思いますか。それとも、恐ろしいと思いますか。
⦁ これから日本は、どこへ行くのでしょうか。
⦁ 哲学や宗教、そして信念も行動が伴わなければ意味がない。
⦁ 最近の語録は難しいと、中学三年生の男の子に言われてしまった。
時代が難しいからでしょう。
⦁ 1960・70年代のうねりが、今甦る。
⦁ 行きたい学校を決める。そのために、必死になって勉強する。ただそれだけです。
⦁ 歴史が判らないと、未来が判らない。
⦁ 民主主義と言う名の独裁政治、資本主義という名の社会主義
⦁ 命を守るのが、○○主義や国家の目的なのです。
⦁ 意識があるという意識を、意識する意識を意識する。
⦁ 今、私達は、時間と空間のどこにいるのか、分かりますか。
part 24(1989.11.5)
⦁ 自由を獲得するよりも、維持する方が過酷かもしれません。
⦁ 自由は、空気のようなものではないのです。
⦁ 自由とは、こんなに残酷なものなのですか。
⦁ 何かを学ぶ時、初めにきっちりと学んでおこう。
⦁ 良いものって何ですか。
⦁ 今の日本の刑法よりハムラビ法典の方が、素晴らしい。
⦁ 普遍的なものなんて、幻想に過ぎないのかもしれない。
⦁ 先進国なんて、ただ工業技術が進んでいるだけでしょう。精神は確実に後退しているのです。
⦁ 現代の日本人よりも縄文人の方が、より人間的だ。
⦁ 自然をありのままに保つ事が出来なくて、文明と言えるのでしょうか。
⦁ 善いものと悪いものとが溶け合って、何が出来ると言うのでしょうか。
⦁ 同時代を生きているというだけで、敵になったり味方になったりする。
⦁ かつて人類は○○主義(帝国主義、封建主義など)と闘ってきた。これからは、自由の中の欲望と、それも個人ではなく、国家的な欲望と闘うことになるでしょう。
⦁ 哲学者は、そして哲学は一体どこへ行ってしまったのですか。
⦁ 資本主義が老化すると、封建主義と同じだと思う。
⦁ もしかしたら、いやきっとそうだと思うのだが、今、私達人類は、今までに経験したことのないほどの危機的状況に置かれている。
⦁ 小5の女の子に「人は、何のために生きるの。」と聞かれて、いろいろな意味でびっくりしてしまった。
それに対する返事
* 過去・現在・未来のため、そしてそれは自分が中心であって良いと思う。
* 自分に遺伝子とその活躍の場、つまり身体を与えてくれた親のため
このことをつきつめて拡大解釈してゆくと、祖先、それもずっとずっとさかのぼって、
人類の始まりそして生命の始まり。そして、もちろんそれら全てをずっとずっと
支えている地球と宇宙のため
そう言えば、「則天去私」なんて言葉があるんです。
part 25(1989.11.12)
⦁ この語録は、塾生一人一人と私との精神的闘い、葛藤から生まれたのです。
⦁ たった一つの、大人にとってはほんの些細な事によって、子供たちは大きく変わるのです。
⦁ 文化や文明って一体何のためにあるのでしょうか。
⦁ 自由の名の下に与えられる不自由が、一番恐ろしい。
⦁ 1クラス20人以下にしなくては、学校の先生がかわいそう。今の日本なら出来るはずです。
⦁ バラは、1年の手入れで、それなりの結果が出るものだ。
人間の教育は20年、いや30年経って、やっと結果らしいものが出る。
⦁ 子供に親の人間性が、本当の人間性が出る。
⦁ 自由を得るということが、こんなにも多くのものを失う事になろうとは。
⦁ 現代は普通に生きて、普通の人になって、普通の人生を、送るのがとても大変な時代なのです。(中学二年生のお母さんに気付かせて頂きました。)
⦁ 自由になればなるほど、エントロピー(無秩序度)は増大します。そして、エントロピーの増大した系は、無秩序となり、限りなく無へと接近して行くのです。
⦁ 人間の社会も自然界も、そして宇宙そのものがエントロピーを減少させるからこそ、成り立っているのです。戦争体験者が、これまでの日本を造った。戦争を知らない者達が、これからの日本をだめにする。
⦁ 「結局、人間だって死ぬのでしょ。」と、No.26の語録を説明しているとき、ボソッとつぶやいた。小6の女の子が・・・。
⦁ 語録を毎日読んでくれる人、語録を毎日持ってきてくれる人、新しい語録を楽しみにしていてくれる人。とても嬉しい。
⦁ 資本主義と言っても、今の日本のは、封建的資本主義なのです。
⦁ ゴルフ場も原子力発電所も、もう造らないで下さい。
⦁ 何のために生きるのか。「それを知るために生きるのだ。」なんて考えて納得する時期も必要です。
⦁ 同時代を生きる人の為に生きる。というのが私の一つの結論です。
⦁ 学校を創り、その野球部を甲子園に連れて行く。その為に生きている・・・。
part 26(1989.12.22)
⦁ 教えるべき事を教えないのは罪であり、嘘を教えるのは犯罪である。
⦁ あなたは今までに、とても充実したと思える日がありますか。そして、それは何日ありますか。
⦁ 心から感動した事がありますか。
絵画に、音楽に、彫刻に、小説に、映画に、スポーツに、自然に、生き物に、学問に、宇宙に、そして人間に
⦁ 果たして、私は死ぬまでに自分に感動出来るのだろうか。
⦁ 理論だけでも、また行動だけでも、それは虚しい。
⦁ 自分を忘れたところに、自分がいる。
⦁ 自分自身が、宇宙だということに、気付いていますか。
⦁ 冬には夏のことを想い、夏には冬のことを想う。
⦁ 知れば知るほど、分からなくなってしまう。
⦁ 食糧の自給が出来ない国を、豊かとは言えないと思います。
⦁ 放射能物質などの有害物質の処理を、次世代に残してはいけない。
⦁ 生産と廃棄のサイクルは、一年が理想である。
⦁ 私のこれからの人生、残された人生、残された時間、大切にしたい。
⦁ 今日ルーマニアで起こったことは、決して遠い外国の事ではありません。もしかしたら君達自身の人生を変えてしまうほど、身近で重大なことなのかもしれませんよ。
⦁ 今ルーマニアで起こっている事は革命です。これからどんな展開をしてゆくのでしょうか。
⦁ こんなにも何も出来ない自分が、情けなくなったことはないのです。
⦁ 力がほしい。力が。
⦁ 資本主義も社会主義も、結局ダメなのですか。
⦁ 不安という奴が、こんなにも人を不安にさせるとは。
⦁ 生きるということは、耐えるということなのですか。
⦁ 祈るということしかできない自分の存在が、とてもやるせない。
⦁ 地球上の空気は、どことでもつながっているのです。
⦁ ルーマニアにおられる日本人の方々が、どうか無事でありますように。
part 27(1990.08.05)
⦁ 問題のない子供はいない。問題のない教師はいない。問題のない親はいない。問題のない人間もいない。
⦁ 塾なんて本当はないほうが良いと思いますが・・・。
⦁ 右向け右、この本当の意味がわかりますか。
⦁ 「なんとかなる。」なんて事は絶対にありません。
⦁ 感性に対するものは、本当に理性なのだろうか。
⦁ 感性が鋭いと理性が鈍く、理性が鋭いと感性が鈍くなる。
⦁ 右脳と左脳とを、同時に働かせるにはどうしたら良いのだろうか。
⦁ 失敗は、確かに必要です。でも、それを原動力としていつか、いや、思った時に成功させるべきです。
⦁ 音楽は時を刻み、絵画は空間を決定する。
⦁ 人間なんていない方が、人間以外の命や地球にとっては良いに決まっています。
でもそれでは・・・。
⦁ 私の祖先は、100年前、1000年前、2000年前・・・何をしていたのだろうか。
⦁ 歴史は繰り返す部分もあれば、決して繰り返さない部分もある。
⦁ 今の資本主義は、人類の寿命を縮めている。
⦁ 神様って本当にいらっしゃるのですか。
仏様って本当にいらっしゃるのですか。
⦁ バッハのシャコンヌ、実に良い。
⦁ 人生ってこんなに短いとは思ってもみなかった。
⦁ もう時間がない・・・。
⦁ 魔の山、白鯨、旅愁、ドイツ、アメリカ、日本を代表する最高の文学。暇になったら、これらの比較評論をしてみたい。
⦁ もう哲学なんてダサイのですか。
⦁ こんな時代だからこそ、哲学を!
⦁ カントが少し分かるようになったみたい。とても嬉しい。
⦁ 理系は、人類を破滅へと導く、文系が、それに同調してはいけない。
⦁ 技術が、命を殺した数と、救った数とをどちらが多いか一度は考えて下さい。
⦁ 技術が与えた幸福と、不幸とを比べられるのだろうか。
part 28(1991.02.21)
⦁ 別れそのものよりも、別れの予感の方が深く寂しい。
⦁ 音を教えるより、静寂を教える方が難しい。
⦁ 持つべきものは友なり。それも心の通い合う友。年上だろうが年下だろうが、この世で最高の存在だ。
⦁ 最近、私は精神分析された。その人は、私を子供だという。もちろん、私は直ちに反論した。しかし、その反論を立証している段階で、逆に自分が子供だったという事を示してしまった。
⦁ 人は、生存苦の寂莫からは、逃れられないのだろうか。
⦁ 時間も空間もない世界へ行ってみたい。
⦁ アメリカインディアンの歴史を知れば知るほど、今のアメリカは間違っていると思えてくる。
⦁ やっぱり原子力発電所は、事故を起こしたでしょう。そのうちにもっとすごい事故が5年以内に起こるでしょう。もしかしたら地震が原因で。
⦁ 人間は、自然も科学も決して征服なんてしていません。
⦁ 人を知れば知るほど、生きる事に力が湧いてくる。
⦁ 教え子に教えられる幸せは、格別だ。
⦁ 教えるということは出来ない。悟ってもらうだけだ。
⦁ 人にはすべき事、してはならない事、してもしなくてもよい事。この三つの事の中で生きているのです。
⦁ 十の喜び、十の怒り、十の哀しみ、十の楽しみ。これで全てだ。
⦁ 自分の「生」といったものを、あなたは持っていますか。
⦁ 音楽家の全存在を懸けた一音に、巡り合った事がありますか。
⦁ 全てが軽みへと向かっている。このことは良い事でもあると同時に、また良くない事でもある。
⦁ 親がだめだと、子供もだめになる。
⦁ 自己の全存在をかけて授業を見つめる目が、この頃見当たらない。とても寂しい。
⦁ 今の大学生は、昔の高校生。今の高校生は、昔の中学生。今の中学生は、昔の小学生。
今の小学生は、おさるさん。そして今の大人は、透明人間。
part 29(1993.6.30)
⦁ 大学入試レベルの不等式の問題を解説し終わったら、中学三年生の女の子(現:高校三年生)が、こう言いました。「こんな問題が解けるなんて、何か人生得したような気がしてくるね。」
⦁ 地球の汚染よりも、精神の汚染の方がずっと怖い。
⦁ やっと詩の表現力というか、詩の訴える力というものが分かった。
⦁ 人には、年上の人から教えられることと、同世代の人から教えられることと、年下の人から教えられることがあるのです。
⦁ 化学で、真空について教えていました。授業が終わったら一人の子が、「ところで、原子と原子の間は、真空なのですか。」と質問しました。
そもそも真空なんて本当にあるのだろうか。
⦁ 非存在は、存在に劣らず存在する。
⦁ 個人の人生も世界の歴史も、全て誤解の上に成り立っている?もちろん華麗なる誤解もあれば、醜悪なる誤解もあるのだが。
⦁ 1+1=2だなんてことを、小さいうちからやり過ぎると、脳がだめになってしまいます。
1+1は2としないで、あくまでもただ1+1としてとらえねばならないことも、あるのです。
⦁ ただの自由と思いやりのある自由、違うんだなあ、これが。
⦁ やっとマーラーが分かるようになった。でも、ブルックナーは、まだまだ分からない。
⦁ 勉強しか出来ないのは、下
スポーツか音楽しか出来ないのは、中
勉強もスポーツもそして音楽も出来るのが、上
⦁ 悔しさを知らない人生ほど、つまらないものはない。
⦁ ○○人とか○○国なんて細かく分けないで、地球人と地球国という分類だけで十分ではないですか。
⦁ かつて、人は自由のために闘争した。しかし、今は闘争のための闘争しか出来なくなってしまった。
⦁ 出来る人は進歩しない、出来ない人は進歩する。
part 30(1994.10.30)
⦁ 労働を根本的に考えると、清原がホームランを打つことと、保育園で保母さんが、親の帰りを待っているたった一人の園児を優しく見守っていることとは、全く同じことなのです。
⦁ 優しさに溺れてはいけない。
⦁ 親の心子知らず、子の心親知らず。
⦁ 全ては、結局何になるのだろうか。
⦁ 速くは遅く、遅くは速く。
⦁ 生きていますか、普遍的に。
⦁ 絶対は、相対がなければ存在せず。
相対は、絶対がなければ存在しない。
⦁ 現代文明は、速い事を遅い事よりも正しいと決め付けてしまった。
バロック音楽のテンポを速くし、音程を上げて、果たして作曲家は喜んでいるのだろうか。
⦁ 個人の平和の延長が、社会の平和にはつながらず、社会の平和の最小単位が、個人の平和とはならないところに、競争の原点がある。
⦁ 今の時代に亀井勝一郎が生きていたら、一体何と発言するのだろうか。
⦁ 社会主義は、崩壊した。
資本主義も、崩壊しそうだ。
では、次は○○主義ですね。
⦁ 速くは遅く、遅くは速く。
⦁ 本当は、善も悪も無いのかも知れません。
⦁ 昔、貧乏人は麦を食った。今、貧乏人はハンバーガーを食っている。
⦁ 音楽に国境が無いのなら、人間性にも国境が無いはずなのですが。
⦁ 今、私達は一体何処にいるのですか。
⦁ 基準、原点その全てが崩壊している。
⦁ 個人にとっての利益と、企業にとっての利益が一致するような社会なんて理想でしかないのですか。
⦁ 10年後は平気だろう、20年後も何とかやってゆけるでしょう。しかし30年後、とても大変な時代になっているでしょう、世界中が。
黎明塾語録(短歌編)
悲しみの涙で枕ぬらす時
この苦しみをば誰に語らん
人に病み冬の冷たき雨にぬれ
非情の街をひとりさまよう
長崎の街を行き交う修道女
己が命を何に捧ぐや
ひとときの花の命と知りつつも
昨日よりも今日をひたすら生きる
不忍の池のほとりをさまよえば
明日への闘志今ぞ湧き出ず
このおもひ我は忍ばず苦しめど
行く道いかに険しかりとも
美しき鐘の響に誘われて
ふと気がつけばミサの直中
けがれなく道の遠きに輝ける
真理の灯火我は求めん
美しく谷の間に間に咲く花に
手を触れんとて身をばのり出す
日も入りて窓より見える島々の
灯も哀し不知火海
玉の緒の命の限り闘うと
静かに座して心を決す
大根の花の清きに目をとられ
いつとはなしに時は去りゆく
大根の花の美なるは人知らず
人知らずともただ咲に咲く
我は知る全てを救う力なる
あなたの澄める瞳の中に
この世にて君よりほかに知るはなき
我が寂しさのいかに深きを
黎明塾語録(漢詩編)
微風一杯酒
夜雨十年命
夢遠我力弱
我想無人知
自去自来涼秋風
読書無音日己遠
唯我生一瞬永遠
微躯此外更何求
我會見人今見神
欲抱聖書歩生涯
我苦此即為基督
基督苦此即為我
秋風使独念
時夜徹酒友
知人生無常
我魂無定処
夜深我心醒
独座奏横笛
我血肉滅去
清音生永遠
秋夜浄大気沈沈
月暗其成影更暗
我無限悲願難成
収心迷心静念義微風一杯の酒
夜雨十年の命
夢は遠く我が力弱く
我が想い人の知るところ無し
自ずから去り自ずから来る涼秋風
書を読む音無く日すでに遠し
唯我一瞬を永遠に生きんとす
微躯此の外に更に何を求めん
我會て人を見今神を見る
聖書を抱きて生涯を歩まんとす
我が苦しみ此れ即基督の為
基督の苦しみ此れ即我が為なり
秋風は独念の使い
酒を友に夜を徹す時
人生無常と知り
我が魂定まる処無し
夜深けれど我が心醒めたり
一人座し横笛を奏す
我が血肉滅び去れども
清音は永遠を生きる
秋夜浄く大気沈沈たり
月暗く其の成す影は更に暗し
我が限り無き悲願成り難く
心迷を収めて心静かに義を念う